毎日のように起こる車の盗難事件。ぼくの知人も3年ほど前に盗まれました(´・ω・)
狙われる車は様々ですが、やはり人気のある車が盗まれやすいですよね。
そんな盗難事件で今年の夏以降に増えているのが、高級車「レクサス」の人気SUV車『レクサスRX』の盗難です。
「狙われてるのは高級車種でしょ?自分は大丈夫」と他人事にしてはいけません。
人気のハイブリッド車「プリウス」は4年連続の盗難率1位です。窃盗グループからすれば、高級車か大衆車かは関係ありません。お金になればいいんです。
あなたの愛車も明日にはなくなっているかもしれません。そうならないためにも、大事な車を守る盗難防止方法を知っておきましょう。
今回は、盗難されやすい車についてと、盗難対策に役立つ方法やグッズを紹介します。
すぐに実践できるものもあるので、きちんと対策して愛車を守る参考にしてくださいね(^^)
|人気車種は狙われやすい!2015~2017年盗難車ランキング!
冒頭で話した通り、盗まれやすいのは高級車だけに限りません。人気のある車種はすべて盗まれやすいと言えます。
2015~2017年の盗難車ランキングは以下の通り。
直近の3年間で1番盗まれているのはプリウスですね。
表を見ると、3年間とも2位、3位にはハイエースとランドクルーザーが入っています。このことからも、トヨタの人気車は狙われやすいといえますね。
今年の夏から盗難率が上がっているレクサスは、毎年じわじわとランキングをあげています。2018年は3位以内に入るのではないでしょうか。
|盗難ランキングTOP3の共通点
1位~3位の3車種にはトヨタ車であること以外にもうひとつ共通点があります。
それは海外での人気が高いことです。
窃盗グループは盗んだ車を海外に流して売るのがほとんどです。解体して部品毎に売ってたりもしますね。
そのため、国内だけでなく海外でも需要の高い車が狙われやすいわけです。トヨタ車が盗難率上位を占める理由は、海外の認知度や人気が高く、お金になりやすいからでしょうね。
|レクサスRXの盗難が2018年8月から急増!
さて、ここで今回のタイトルにある『レクサスRX』の登場です!
盗難ランキングTOP3の3車種を追い抜こうと、8月から破竹の勢いで盗まれていってます。
…嬉しくない(;´Д`)
盗難被害が急増しているのは愛知県だそうです。県内でのRX盗難は、1月~7月が1ヶ月に0~4台だったのに、8月はなんと29台!!
その後は9月が29台、10月は10台が盗まれたそうです。
いきなり増えすぎですね(;´・ω・)
これだけ急激に盗まれるようになったということは、大きな窃盗グループがレクサスRXを高く売るルートを見つけたのかもしれません。
レクサスはイモビライザー(盗難防止装置)だけじゃなく、侵入アラームとか、車の位置がわかるGPSとかもついてるのに盗まれています。
盗難防止機能がついている車でさえ盗まれてしまうんです。
これがセキュリティのついていない車ならどうなるでしょうか?
5分とかからず盗られてしまいます。窃盗グループ恐ろしい…( ;∀;)
|盗難対策の方法と役立つグッズ3選
セキュリティの付いている車でも盗まれてしまう以上、100%盗まれないようにはできません。
しかし、盗まれる確率を下げることはできます。
窃盗犯は盗むのに時間のかかる車を避ける傾向にあります。時間をかければかけるほど捕まるリスクが高まるためです。
つまり、「この車は盗むのがめんどくさそうだ」と思わせれば狙われにくくなるんです。
ここでは簡単にできる対策を3つ紹介します。
|ハンドルロック(センサーなし)
手軽に導入できるハンドルロック。カギの付いた棒状のものでハンドルを動かなくするアイテムです。
値段は2,000円前後のものから、高いと1万円を超えるものもあります。(センサー付き含む)
見ただけですぐにわかりますね。これなら窃盗犯もめんどくさがるでしょう。
人気のハンドルロックを探してみたら、取り付け方で3パターンの使い方ができる商品がありました。
ハンドルカバーを付けていても使える優しさのあふれた設計。価格も2,000円台でコスパ良いです(´▽`)
使い方は3つ。
- ハンドルのみロック
- ハンドルとペダルをロック
- シフトレバーとサイドブレーキをロック
1人3役でなんとなくお得感を感じますね。ぼくのはハンドルのみロックできるタイプなのでちょっと負けた気分。
でも、使うとしたら1か2かな。サイドブレーキは車によって位置が違うから3は使わないと思う(^^;
カギはピッキングされにくいクロス形状になってるし、安価な割にしっかりできてる。人気なのも頷けます。
|ハンドルロック(センサー付き)
センサーが付いていて、警報が鳴るタイプのハンドルロックです。
価格は高めですが、センサーなしよりも安心感があります。
こちらも人気のものを調べてみました。
こちらは超音波センサーと衝撃センサーにより、ドアを開けたり窓を割るなどした場合にアラームが鳴ります。
ハンドルを切られても盗まれづらいトリプルロック方式を採用。警報を抜いて考えても優秀なハンドルロックです!
|タイヤロック
タイヤを動かなくする盗難防止アイテム。外からでもすぐにわかるので、視覚的な抑止効果はハンドルロック以上です。
価格は2,000円台~1万円前後。
2,000円台の安いのだとこんなの。
ハンドルロック(センサー付き)と同じ『HORNET』だとこんなの。
タイヤロックを使用したときは外し忘れに注意です!
そのまま走ろうとすると「ガガガーッ!」って盛大な音がなります。びっくりして心臓によろしくない。
タイヤロックは見ただけで盗む手間がかかるとわかりますね。
これだけでも効果的ですが、ハンドルロックと合わせて使うと効果倍増です!
|ダミーセキュリティ
LEDライトでピカピカ光るダミーセキュリティ。「なんかすると警報鳴らすぞ」って威嚇してくれるアイテムです。
200~300円くらいで売られてるのもあるけど、すぐに光らなくなったって口コミが多くてちょっと心配(^^;
電池式より太陽光で動くタイプがおすすめ。LED自体がダメになるまで使えます。
|ほかの対策方法
紹介した方法以外だと、セキュリティ装置の設置や車にカバーをかけるなどもあります。ハンドルを取れるものに変えて停車するたびに持ち運ぶ人なんかもいますね。
盗難防止ネジを付けてナンバープレートを付け替えられなくすることも有効です。ナンバーを変えられないと盗んでから見つかるリスクが高まるためですね。
・カーメイト「セキュリティボルト&キャップ」
セキュリティ装置は【バイパー(VIPER)】や【クリフォード(CLIFFORD)】がおすすめです。
取り付けできるお店も限られている上級セキュリティで安心度抜群。ただ、値段もお高い。
参考までに、ぼくの友人はオプション込みのバイパーを13万くらいで取り付けました。
この価格は店長さんのご厚意による割引価格です。お店でぼくと友人と車の話で盛り上がった相手が偶然にも店長さんで、「車好きのためなら!」って値引いてくれました。実際はもうちょっと高いみたい。
セキュリティの種類が変わるけど、バイパーにも安価なものはあります。お財布に余裕があれば取り付けを考えてみるのもいいでしょう(^ω^)
|まとめ
いかがだったでしょうか。
どんな犯罪にも言えることですが、他人事と片づけないことが大事です。
車を盗まれてしまったら見つかることはほぼありません。綺麗な状態で、となると絶望的です。愛車を守るには盗難対策を増やすしかありません。
紹介した盗難防止グッズをひとつ取り入れるだけでも、狙われるリスクを下げられます。もし全部使ったとしたらまず盗まれないでしょう。
想像してみてください。
4本すべてタイヤロックされてて、車内を覗けばハンドル&ペダルロックにセキュリティ(ダミー)が付いている。
そんな車、盗みたいと思いますか?
さすがにそこまでガチガチに固めてる人はいないと思いますが、もしいたら盗まれる確率は限りなく0に近いでしょうね。
愛車が盗まれてから後悔しても後の祭り。そうならないためにも、まずは簡単な対策からやってみることをおすすめします(´ω`)
おしまい。