+181から始まる電話番号からの着信が2024年5月に急増していて、「この電話って何?詐欺電話?」と不審に思いますよね。
この記事では、
この記事でわかること
- +181の電話はアメリカ合衆国の国番号
- 電話の内容は株取引
- 個人情報収集が目的の可能性あり
- +181の電話に出てしまったときの対処法3つ
について紹介します。
+181の電話って何?国番号はアメリカ合衆国?
+181の電話番号は2023年頃より増えている国際電話を使った詐欺の可能性があります。
+から始まる番号には国番号を示す数字が入っていて、+1はアメリカ合衆国に割り当てられている国番号です。
その後に続く「81」は地域を示すエリアコードで、カリフォルニアやカナダなどが該当します。
ですが、実際にアメリカからかかってきているのか怪しい部分も…。
というのも、国際電話の番号はアプリを使って取得や偽装を行う方法があるのです!
+181からの着信も、詐欺グループが足がつきづらい国際電話番号を使っているケースかもしれません。
実際、2024年5月から増えている電話では、電話に出るとはっきりとした日本語で「株取引に興味があるか」といった内容を聞かれます。
アメリカからの電話で日本語で株の話を始めるなんて怪しさ満点ですよね…。
次の項目で電話の詳しい内容を見ていきますね。
+181からの電話の内容や目的は?
+181からの電話に出ると、「株取引を行っているか」「株取引に興味はあるか」といった内容の話が始まります。
報告が多いのは以下のような内容で、自動音声が流れるケースが報告されています。
- 現在、株取引を行っていますか?
- こんにちは。株取引を行っておられますか?
- 後ほどラインメッセージを~
今までの国際電話詐欺は、「折り返しかけ直すと高額な電話料金を請求する」といった手法が多かったですが、今回は毛色が違いますね。
使われている電話番号か、株に興味があるかなど、個人情報の収集が目的の可能性があります。
また、+181の電話に出てしまうと、ラインやSMS(ショートメッセージサービス)で詐欺のメッセージが届く危険が出てくるため、出ないことが一番です。
次の項目ではもし出てしまったときの対処を紹介します。
+181の電話に出てしまったときの対処法3つ
+181の電話に出てしまったときは以下の3つの対処を行いましょう。
対処のポイント
- 電話をすぐに切る
- 折り返しはしない
- 着信拒否する
出てしまったときは相手の質問には答えないようにしてすぐに電話を切りましょう。
電話番号以外の個人情報を追加で与えないようにするためです。
そして絶対に折り返しはしないようにしましょう。
個人情報の収集以外にも、折り返しで高額な国際電話料金を請求する目的があるかもしれません。
何度もかけてきたり、ずっと鳴らし続けてきたりする場合は着信拒否の設定を行いましょう。
機種にもよりますが、スマホの通話履歴から簡単に設定できることが多いです。
まとめ
+181の電話番号は何なのか、電話の目的や出てしまったときの対処法を紹介しました。
記事のまとめ
- +181の電話はアメリカ合衆国の国番号
- 国際電話を使った詐欺・個人情報収集の可能性あり
- 対処法
・電話をすぐに切る
・折り返しはしない
・着信拒否する
+181以外にも+のついた番号からの着信が増えています。
不審な電話には出ない・折り返さないように注意して身を守りましょう。